2008年 4月 08日

初もの天ぷら


 小 中学校の時の同級生のお母さんで、母の友達でもある
おばさんからいただいた筍とわけぎ、朝水揚げされた桜海老、
畑の隅のたらの芽の天ぷら。
 「以前の○○子(母の名前)さんではなく、変わってしまって
つまんないけど、病気だからしょうがないと思っている」
とおばさんは言う。母は持っていた前向きな性格が姿を隠し、
他の隠れていたものが突出したように思うことがある。
義母は、夢の中のできごとと現実がごちゃごちゃになるのか、
困惑しては今日も電話をかけてきた。ふたりを見ていると、老いる
ことって、なんて大変なことなんだろうと思う。
本人の努力や医学も届かない・・
どうあがこうが、神様にゆだねるしかない世界がそこにはある。

投稿者: kun - 午後 11:00 | コメント(2) | 固定リンク