2008年 2月 23日

ネギ味噌黒はんぺん入り 焼き油げ



朝食のひとしな。
前夜のエシャロットの緑の部分と味噌とネギ・黒はんぺんを
湯通しした油揚げの中にいれ、フライパンで焼く。
両面に焦げ目がついたころ、醤油をタラタラ〜ジュワ〜でできあがり。


 義母には、そこにいない人が見えるらしい。
きょう 4ヶ月の孫の写真を持っていったら、
「大きくなったねぇ! かわいいねぇ〜♪
おばあちゃんに見せたら 喜ぶね、よんでみよう。
ああ・・・おばあちゃんは死んだんだっけ。
でも 毎日 来るんだよ。ごはんを食べる時には いなくなっちゃう」
と言って笑う。
「子供はふたりのつもりだったけど、小さい子がもうひとりいるんだよぉ」
と言ったり。その子が、出てったきり帰って来ないんだけど、
あんたちに行ってないかねと電話がかかってくることもある。
 恐い人が見えたりするとかわいそうだけど、そうではないし、
明るく過ごしているので、深刻にならずに見守っている。


投稿者: kun - 午後 10:47 | カテゴリ: 豆,豆腐類 野菜おかず
コメント

kiko:

黒はんぺんが入ってるのですか。魚の風味が加わっていいですねえ。真似しちゃおう♪
私も頭の手術を受けた後に、しばらく幻覚と妄想の世界を体験したのですが、今でも覚えていて、それなりに面白い世界でした。深刻にならずに見守ってくれる家族は本当にありがたかったです。
(2008年 2月 24日 午前 08:26)

kun:

kikoさん
黒はんぺんは、そのままでもおいしいけれど〜挽肉はその前に使ってしまってなかつたので、入れてみました。簡単で〜♪ おいしかったです。
kikoさんは、大変な経験をされているんですね・・・面白い世界だったと今振り返ることができて良かったですね。ご家族への感謝も忘れず 偉いなあ!!
(2008年 2月 25日 午前 09:03)

ミチ:

思い違いをしても苦にせず穏やかに過ごされる義母さまに、どうか優しく接し見守って差し上げて下さい。
夫の母が100歳近い頃(5年間は寝たきりでしたが)私がお世話をしている時「私のお母さんはどうして見舞いに来てくれないんだろうね」と言ったのを思い出しました。「おばあちゃんのお母さんはもうとうの昔に亡くなっているのよ」と何度いったことでしょう。信仰心の篤かった義母は感謝の気持ちを忘れることなく、大して狂うこともなく静かに天に召されました。
私も義母を見習いたいと思いながらもその域に達する事は並大抵のことではありません。
義母様お大事に。
(2008年 2月 25日 午後 05:45)

kun:

ミチさん
ありがとうございます。
歳を重ねると、記憶の糸がからんだり切れたりして、一日24時間という時間の流れが普通ではなくなるようですね。
そんなときでも お義母様 最期まで感謝の気持ちを忘れず・・・素晴らしいことですね。
いつでも喜び 祈り なにごとにも感謝することが無意識のうちにできるようになりたいものだと思います。
(2008年 2月 26日 午前 08:21)