2007年 2月 08日

野菜で ステーキ


里芋は 茹でて皮をむき、肉を焼き残った油で小松菜やざっと茹でた人参・椎茸などといっしょに焼く。


 昨日は、兄がチャーターした19人乗りのバスで、草加市の叔父(73歳)の葬儀のために 親族達と出かけた。叔父は、民生委員や地域の役員・ソフトボール協会の役員をやるような世話好きな人で 豪快さとユーモアもあり、努力家でもあった。(子供のときに亡くなった2人も含め)11人兄弟の末っ子で、私が生まれたときは、まだ十代の後半だったこともあり、私たち兄弟はずっと「○○兄ちゃん」と呼んでいた。子供のころの写真のほとんどは この叔父が撮ってくれたものだ。
 まだ小学校へあがる前のクリスマスの夜のことだった。帰ってきていた叔父もいっしょに家族でこたつにいると「なんか 縁側のほうで音がしたぞ!サンタさんがきたんじゃないか?!」と叔父が言うのだ。こわごわ 兄弟で縁側に行って びっくり!!お菓子がいっぱい入ったくつした(の形をした箱)が置いてあった。お菓子など珍しい時代だったから、私たちは もう大喜びだった。
 叔父がしてくれたことをいろいろ思い出すと、あらためて感謝の気持ちがわきあがり、それに引き換え 自分が甥や姪たちに なんにもしてないことが恥ずかしくなる。
ここ数年は病気がちで目がどんどん悪くなり、最期は失明した。そんなふうになっても 勉強して整体師の資格をとり、友人知人たちのために無償で治療し 喜ばれていると嬉しそうに話していた。大切なことをたくさん たくさん 教えてくれた叔父だった。


 
 



投稿者: kun - 午後 10:17 | カテゴリ: 肉類 野菜おかず
コメント

ミチ:

素晴らしい思い出を沢山残して逝かれた叔父様だったのですね。心からご冥福をお祈りいたします。
私にも甥や姪が沢山いますけれど、くんさんと同じ気持です。結婚してからは我が子等の事で頭は一杯でしたから!!  人の死は限りなく悲しいものですね。人間に与えられる最大の試練だと思います。誰もがいつかは味あわねばならない事実であることを心して、常日頃全ての人との交わりを大切にして行きたいものと思います。
(2007年 2月 09日 午前 10:20)

kun:

ミチさん
自分の子供たちと甥や姪たちが同じぐらいの年齢だと 自分の子供のことで精一杯になりますよね。それは 仕方がないことで・・
そういえば 我が家もそうでした。
叔父は まだ独身だったころ 私たちが生まれたので 年の離れた弟や妹のように思っていたのでしょう。
自転車や本など 買ってもらったり ほんとに よくしてもらいました。
>誰もがいつかは味あわねばならない事実
ほんとに そうなんですよね。
もっと お礼をしっかり 言っておけばよかったとか 最後に倒れてから 見舞いに行けばよかったとか・・後悔ばかりです。
(2007年 2月 09日 午後 09:08)