2011年 7月 08日
切干大根煮弁当
「こんにちは!」
玄関で大きな声。
なんてかわいい声なの(^^)〜といつも思いながら、玄関にとんで行く。
玄関のやや重いドアを開けたり閉めたりできるようになった。
「ケンチャン アケレルヨ!」と、得意気、 たった それだけのこと
だけれど、一緒に感動した。
クロ(犬)の紐を持って、散歩ができるようになった。
時々 引っ張られてもころばない。
眠そうで 疲れているような時、
「おんぶする?」と 背中を向けて座っても、「いい」と断ることがある。
最近、ジージと廊下で「ミニカーレーシング対決」をするようになった。
ジージが表を書くと、勝ったほうに○をつける。
○の数を数えて、自分の合計の所に「12」 ジージのほうに「2」という
具合に書く。
ただ、負けるのが嫌いだ。
明らかに、ジージのミニカーのほうが、何十センチも 前にあるのに
「ケンチャン カチネェ!」と言って、表に○を書く。
「ジージのほうが勝ちじゃん」と私が言おうものなら
「ケンチャンダヨ!」と半べそをかく。
この負けたくない気持ちは、本能的なものかもしれないねと夫は言う。
動物のオスは、なんとしてもメスを獲得するために、争う。
勝ちたいという思いは、それと共通するものだと。
2011年 7月 06日
夏野菜たっぷり弁当
不満、 憤懣〜猛暑〜どうせ化粧したところでしょうがないし・・・
プンプン イライラ スッピンで買い物に出かけた。
スーパーに入ろうとした時、カートを押して 足がご不自由なおばあさんが
ゆっくり出てきた。
その自動ドアの脇で、陶器屋さんが店を開いていた。
陶器屋さんで買いたいものもなかったけれど、おばあさんが出られてから
入ろうと、待っていると気づかせないように、なにげなく商品を見ていた。
おばあさんが通りすがりに
「かわいい良い柄のスカートね! バッグもかわいいし!
品の良さが表れているようね」と言われた。
えっ?!と、周りを思わず見まわしたが、私しかいない。
「ありがとうございます」
おばあさんを見ると、穏やかな笑みを浮かべていた。
恥ずかしくなって、そそくさと中に入った。
スーパーの入り口での ほんの数秒のできごと。
プンプン イライラは、あからさまにスッピンの顔に出ていたことだろうに。
神様がそんなどうしようもない私を憐れに思って、おばあさんになって
声をかけてくれたに違いないと思った。
2011年 7月 04日
2011年 7月 01日
ジャーマンポテト風弁当
草刈りをして、毛虫かぶれしてしまった。
かなり かゆくて、夜中に目がさめてしまうほど。
腕の内側のほうなので、人には気づかれにくい。
職場で、脚立にのぼり、壁の上のほうのほこりを取っているとき
赤い発疹に I さんが気づき、
「ヤァ・・・ どうした?!」と心配してくれた。
次に行ったときにも、「かわいそうに・・ひどかったね」とかぶれにそっとふれ
まず 気にかけてくれる。
I さんの腕や首には、リスクカットの痕がいくつも生々しく残っている。
最初のころは、新しい傷にカットバンをしていることが多かった。
心の痛みをそういう形で訴えているようで、どうして接したらいいのか
戸惑ってしまっていた。
そういえば・・・嬉しいことに、最近 そういうこともなくなってきた。
かぶれは、かゆかった峠を越え、疹が小さくなってきている。
結局、発疹に気付いたのは 彼女だけだった。
2011年 6月 29日
親子野菜丼弁当
スーパーの魚屋のおじさんは、いつも あまり忙しくなさそう。
「今日の夕飯 なんにする?」などと ニコニコしながら声をかけてくる。
今日は、昨日ほどの暑さでもないが、部屋の温度は夕方で30度。
いつものスーパーに行くと
「暑いね!」と声をかけあう。
「いいね〜ここは涼しくて!!」と私が言うと
「うん♪ お父さんといっしょに ここで働けばいいじゃん、涼しいよ」
とおじさん。
たわいない 子供みたいなことを時々 わざとのように言うので、
可笑しくて 笑ってしまう。
今 私の職場には、精神障がいをもった方がいる。
なにげなく口にしたことが 傷つけるようなことになってはいけないと
とても気を使う。仕事の帰りにスーパーによると、私が魚屋の前を素通り
しても このおじさんは気にもしない様子だし、悩みなんて なにもないかの
ようで〜ほっと 日常に戻される。
2011年 6月 24日
ほねくと野菜炒め煮弁当
しばらく涼しかったが、昨日から急に猛暑日が始まった。
15歳のクロ(犬)が、この夏 耐えられるか 心配だ。
私はクロの食べ物をバランスよく 栄養価の高いものにと工夫し、
息子は、日よけや水入りの首まきをつけたり、飲み水に氷を入れるなど
気づかっている。
自分の身体も気づかわなくては!。。。。
東北へボランティアに行こうかな?と夫に言うと、行ったら かえって
迷惑をかけるよ〜と言われた。 そう言われれば・・ その通り。
2011年 6月 21日
かぼちゃサラダ弁当
30年近く 同じ美容師さんに髪をやってもらっていた。
その美容師さんは、脳梗塞で倒れて一時 復帰したが、また 同じ病で
仕事ができないでいる。
まだ 見習いだった頃、男性の先生美容師さんよりも、気にいっていた。
小さな店を持てるようになり、何年かして今の所に移転した。
聞いては、追いかけてきた。
同年代なので、子供も似たような年齢で、共通の話題もありおしゃべりも
楽しかった。
息子さんが一緒にやりだしているが、やってもらう気になれず・・・
かといって、どこの美容院に行ったらいいか わからず・・
髪は長くなる一方だ。
2011年 6月 16日
大豆揚げ煮弁当
幼稚園で行った親子遠足の話をママから聞いた。
ケンの楽しそうな様子が目に浮かんだ。
そばにいたケンは、先週のことでもあるので、もう大人の記憶と比べると
遠い記憶だったかもしれない。
バスの中でもやったという フリつき歌を教えてもらった。
指で数字を出しながら やる。
♪ 1丁目のウルトラマン
2丁目のセブン
3丁目の母
4丁目の父
5丁目の怪獣 追いかけて
青いお空に飛んでった
シュワッチ ♪
ケンと犬散歩しながら、夕方家まで送っていった。
このごろ、中に入って しばらく遊んでいってほしいとせがむ。
玄関でバイバイしようものなら、大泣きされたりするので 時間のないときには
行かないようにしている。
先日のめまいがまだ残っていて、体調がイマイチなので しばらく外で遊んで
いたが、中に入らず この歌を一緒に歌いながら、だんだん遠ざかり、「シュワッチ」
のところで さっと姿を隠した。 小さくなっていく淋しそうな顔が心に残り切ない。
こんなに慕ってくれるのも ここ数年のことだと思うので、できるだけ時間をとりたい。
2011年 6月 09日
マカロニサラダ弁当
小さな小学校の還暦同窓会がある。
30人 一クラスなので 6年間 一緒だった。
3人が亡くなっている。
3人とも優しく 謙虚で 明るい子たちだった。
会って しっかり手を取り 抱きあいたかった・・
何人が来てくれるのかわからないが、みんなに会いたい。
船を造る人、お医者さんになった人、893さんになった人、普通の主婦・・・
色とりどり。
みんな大好きな大切な仲間だった。
4人の先生にお世話になり、今は2人の先生がご健在だ。
その日まで、元気でいて 会いたい。
私は司会をやらされるということだが、喜んでやらせてもらおうと思う。
2011年 6月 07日
いろいろフライ弁当
小学5年生の子 3人が社会の勉強だと思うが、市の総合福祉会館内
にある私の職場に取材にきた。
いくつかの質問に答えた。
他の所にも行ったようで、しばらくして もう彼女たちのことを忘れていたら、
「すみません 電話のかけ方がわからないので教えてください」と言ってきた。
玄関をはいったところにあるピンクの公衆電話。
「十円入れたの?」
「入れました・・」
なにかのトラブルかなあとそこに行き、もう一度やり直してみることにした。
十円入れてっと。
耳に受話器をあてると、「プーッ」と音がする。
「大丈夫だよ、やってみて」と言うと、「やりかたがわからない・・」
「えっ????」
な〜〜んだ、ダイヤルを回すことを知らなかったのだ。(笑)
「こうするんだよ」と最初の数字を回してみせた。
なんとなんと、孫の世代はダイヤル式の電話をかけるという経験がない人
が多いのだ!
ちなみに、我が家の3歳の孫は、ダイヤル式の電話のかけ方を知っている。
黒電話は孫のオモチャとして使っているから。
最近 じいちゃんが「ちゃんとこれでも電話がかけられるんだよ」と黒電話の線
をはめ、孫の家に電話をかけさせてみたりした。