2009年 4月 09日

イカと椎茸のバター焼き 新玉ねぎかけ

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 大昔 ほんの少しだけ小学校の教師をやっていたころの教え子に道で
ばったり会った。焼津に引っ越してきたのは年賀状で知っていたし、10年ほど
前には、子供さんを連れて遊びに来てくれたこともあった。それにしても〜声を
かけてもらわなければ気付かなかったかもしれない。
私は車で細い道から、太い道へでようとしていたとき、前を自転車で横切った
のがTちゃんだったのだ。 私のほうをずっと見ながら走っていくから、前に
来過ぎなのかなと思って、ごめんなさ〜いとお辞儀してバックした。
自転車を止めてこちらに来るので、ちょっとあせった。文句言われるのかと
思ったら、「○○先生じゃないですか?」って。
「あっ Tちゃん? 懐かしい〜〜〜っ!」と二言三言話したところで、後ろ
から バイクが来たので、そのまま別れた。
 私は新米の教師で、Tちゃんは小学1年生だった。
別れたあと車を運転しながら、Tちゃん Tちゃんと何回呼んだだろう。
「Tちゃん」
その響きに酔いながら、幼かったTちゃんを思い出していた。
できるものなら、あのころのかわいいTちゃんや他のみんなにかけよって、ひとり
ひとり抱きしめたい。
「Tちゃん 私のこと よくわかったね」
「Tちゃん ありがとうね、声かけてくれて」
「Tちゃん ちっちゃな泣き虫の子だったね」
「でも Tちゃん まじめでしっかりした子だった」
「Tちゃん 私 あのころは 未熟な先生だったね、ごめんね」
そして、Tちゃんとご家族の幸せを祈った。
あれから35年以上?! たち、すっかり ひとりごとの多いばあちゃん先生と
なりました。


  



投稿者: kun - 午後 03:42 | コメント | 固定リンク

2009年 3月 24日

ポン酢牡蠣の山芋かけ

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 夫の退職祝に、子どもたちが夫と私にプレゼントをしてくれるらしい。
夫はいつも、自分の働きは私の支えがあるからできることなので
二人で働いているのと同じことだと言っている。もらってくるお給料も
半分は妻である私のもの〜と言ってくれていた。
子どもたちもそう言うのを耳にしてきているので、二人にプレゼントを♪
ということになったようだ。
 「なにが欲しい?」と聞くので、「気持ちだけでいいよ、みんなそんな
余裕ないでしょ」と答えた。
だって、長女は東京でひとりぐらし(家賃が高い!!)、 長男は妻が
専業主婦でふたりの子持ちだし、次男は大学院生、三男はこの4月
から 働き始めるわけで 初月給まではまだ遠い。。。。
 「いつも母さんはそう言うけど、随分失礼な話だ! 小さなこどもだって、
親にプレゼントするじゃないか、4人でそれなりに 負担をすればそれぐらい
できるよ」と息子に言われた。
 ああーあ、またまた 叱られてしまった〜〜〜反省。
このごろ、息子たちや夫との会話で気を使わずにしゃべると、男性陣
(今家族で女は犬のみ)にモンクを言われることが多々ある。
疲れるなあ〜それぞれに 難しい時期で(-_-;)

 

投稿者: kun - 午後 05:07 | コメント(4) | 固定リンク

2009年 3月 12日

切干大根とさつま揚げの煮物

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 ハイブリッドカーのプリウスのニュースがA新聞にのっていた。
5月に発売予定の新型がホンダのインサイトに対抗して、予想以上に
安くなるらしいことが書いてあった。
 実は、1週間前 プリウスが我が家に来た。 
夫は、毎朝地方紙に目を通して出かけるので、そこには載ってなかった
から このことは知らない。
新型のほうが、安く買えたのかし?・・・・ 
どんと穴に落ちた〜〜〜〜ここからどうして這いあがったらいいのか。。。
 聖書のどこかに こんな気持ちを整理できる個所があったはず、と思った。
浮かんだのは、ぶどう園で朝から働いた人や夕方から働いた人にも、同じ
額の1デナリオンを払ったというたとえ話。
ネットでいくつかの記事を探した。5番目ぐらいに読んだこちらの説教
ようやく穴の上から差す光を見つけた。(藤が丘教会のHP)
そうだ そうだ、自分たちはそのときはその価格でいいと思って買い、
嬉しかったんだから よかったんだ。
これから 買う人たちが私たちより安く買えたとしたら、それを喜んであげられ
るようでなくてはいけないと。
 

投稿者: kun - 午後 12:23 | コメント(2) | 固定リンク

2009年 2月 27日

ほたてのムニエル

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 渡辺和子講話集を近所の友人が貸してくれた。
「寝るときに聞くと、眠くなっていいよ。1年ぐらい貸してあげる!」と。
彼女は、所属している教会は違うがクリスチャンで一緒に民生委員もやった仲だ。
貸してあげようか?と聞かれてからではなかったが、きっと、私に聞かせたい、私も
喜んで聞くだろうと思って、「貸してあげる!」になったんだと思う。かといって、押し付け
がましくなく”睡眠薬がわり”にと、1年もの期間でもって貸してくれたことが、彼女の優しさ
が伝わってきて嬉しかった。


 夫がいつもタイマーをセットし、寝付くまで落語をかけているので、そのCDを聞くことが
できなくて、2〜3日 そのままになっていたが、今日アイロンかけをするとき かけてみた。
確かに眠気を誘うような声色ではあるが〜すばらしい内容だ。

君は君、我は我なり、されど仲良き』(武者小路実篤)

今日 しみじみと語りて ついに一致す 夫婦は他人ということ』 (新聞投稿歌)

などを例に出し解説しながら、

人を100パーセント理解したと思いあがらないこと
100パーセント理解されたと勘違いしないこと。
理解しつくせない寂しさに耐えていくのが愛』

と言われる。



 納得しながら聞き入った。 渡辺さんが結婚生活を経験されていたら、もっと
もっと、伝わるものがあったかもしれない。
それでも、(かれこれ35年間夫婦をやってきて、人からは仲がいい夫婦と言われるけれど)
どのことばも長い年月を経た今、確かにそうだと思える。
100パーセント理解し、理解されたくて、ぶつかっていくときも多々あるが(過去形ではなくて
・・これがまた、イチャモンつけるのはいつも私っということが、自分にも夫にも腹がたつのよね(-_-;))
完全に理解しあえないものなんだということを知っていることは救いになると思う。





投稿者: kun - 午後 12:44 | コメント | 固定リンク

2009年 2月 10日

さくらえびとネギのかき揚げ

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先月のブログで、福祉村の会計をやることになったと、(会計にふさわしくない)
大雑把な書き方をしてしまったので、少し詳しく書いてみることに。

 通称 ”福祉村”は、デンマーク牧場福祉会と言う。
ここ東海地区のルーテル教会が構想を練り、造ったものだ。
こんな素晴らしい施設ができたことは、私達の信仰が形になったという意味でも嬉しいことだ。
自分がこの世で生きているときに、しかも自分が住む駿遠地区にできたことは、ラッキーだった。
と〜こういう思いはずっとあったが、中心になっていた「福祉村設立委員会」のまわりで、
(離れたところで)フレーフレーッと旗を振っていた応援団のひとりだった。


それが、「はい、そこのおばさん、のほほんと小旗を振ってないで、
もうちょっと大きい旗を持って!」と言われたようなもの。
 私がやることになったのは、「福祉村設立委員会」の会計。 
借入し、残っている返済金がまだ1億強もある。
あと15年かけて、返していく予定だ。


その募金の窓口係になって、1ヵ月たった。 
計算はエクセルを使いこなし、移し間違えがないように気をつければ、幸い 難なくできる。
大変なことは他にあるのかもしれない・・・
今年は昨年までの倍近い970万円を募金により返済することになっている。 
わりとのめりこむタイプだから、”福祉村”がお金のかたまりに見えてきたりして!!(-_-;)
「募金を!募金を!」と旗がちぎれてしまうのも気づかずに旗を振り回してしまいそう〜
そうならないようにするには、どうしたらいいんだろうと思いながら、
今日は初めて作った1月の会計報告書と貸借対照法表を持って、
福祉村設立委員会に出席する。


投稿者: kun - 午前 10:10 | コメント(4) | 固定リンク

2009年 1月 30日

里芋などのごった煮

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 「どうも ありがとう!」心からの感謝にあふれているいい声色だなあと
思いながら聞いていた。 ザ クロマニヨンズのヒロト。
ステージから 何回か言っていた。
「楽しんでいってください!」というのも 同じくらい言ってたかな。


 隣のホールでは、チャリティコンサートをやるらしく、当日券売り場は中高年
の方々の長い列ができていた。そこを通りぬけ、ザ クロマニヨンズのコンサート
入口に向かう。私の前を中年のご夫婦らしきふたりが歩いていた。
「私みたいな人たちもいるんだわ」と嬉しい思いで後をついて行った。 
入口で券を出したふたり。
「このコンサートは隣ですよ」と言われている。やっぱり・・思わず 笑ってしまった。
 席を見つけ、座って 周りを見渡すと ほとんどが30前後の若者。
きっとハイロウズの頃からのフアンなのだろう。断然 男の子たちのほうが多い。
男の子みたいになんでも自分でやるたくましい娘と3人の息子たちの母である私にとって
こういう場所は案外 気楽なのだ。メガネをかけて、前の斜め方向を見ると次男と次男の
ガールフレンドがこちらを見て 手を振っている。次男は赤Tシャツ!(グッズ売り場で買ったのだ
そうだ) 赤Tシャツを来ている人達がたくさんいた。アルバムのカラーに合わせたらしい。
私は、それを知っていたわけではないが、なんとなく目立つ赤い服を着ていったので
もうばっちり。
 

 と、こんなふうに書いていくと( まだ コンサートが始まらないというのに) どれだけ
長くなるかわからないので、途中はぐっと省きます。


   
 ずっと立って みんなで揺れていた。
年が古くても関係ない! 座席は薄暗いもん。
久しぶりに汗をかいた。
すご〜〜〜〜く 楽しかった! 
また 行きたい。
コンサートでこんなに一体感をもって、リズムをとり 声をはりあげて みんなで歌えて
楽しむ彼らのフアンたちは、自殺に向かうような思考は転換されるだろうなと思った。
ストレスを解消しながら、歌詞から、素直に正直に人に優しく生きようぜというメッセージを
受け止めていくだろう。


 8割ぐらいは 息子がipodに入れてくれてあった曲だったので歌えた。
どの曲も おかしくて 優しさがあるのがいい。 
恋の歌がほとんどないのもいい。
 おばさんとしては、最後のあれほどのサービス(?!)まではしないほうがいいと思っ
たが。 息子に聞くと、恒例らしい。



投稿者: kun - 午後 03:23 | コメント(2) | 固定リンク

2009年 1月 09日

さつまあげ

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すり身に、ごぼう 人参 玉ねぎなどをいれ 塩こしょうして揚げる。
正月に作ろうとして、すり身は冷凍しておいたら ついやりそびれてしまっていた。


 
 フィンランドの宣教師(女性)の所へお金のむしんをしてくる人に最初のころお金を
あげていたのだそうだ。すると、ホームレス仲間にそのことが知れ渡ったのか次々と来る
ようになってしまって、対応に苦慮されていた。
 数日前用事があって昼頃教会に行くと、奥の牧師館の玄関に50代と思われる男性
がいて、宣教師は(風邪をひいて体調もおもわしくないときで)困っているようすだった。
成り行き上私も話さなければならないことになり・・・・暮れに話を聞くことになってしまった
青年と言っていることはほとんど同じだった。ここに行けばなんとかなるという住所が書いた
紙を見せ、そこまで行きたいからと電車賃を要求する、最後には隣の町に行ける電車賃だけ
でもいいとねばる、きちんとしたみなり。違ったのはお酒くさかったことだ。
 宣教師が、「警察でお金はあげないように言われた、警察か市役所へ行ってください」
と言うと、「教会は警察の管轄ではないだろっ!警察の言うことを聞くことない!」逆切れされ 
最後はなにをされるか怖いくらいだった。
昔 家に来た浮浪者に母がおむすびを作ってあげたら、どなって おむすびを庭に投げつけ
行ってしまった光景を思いだす。
 (わずかな)お金が、その人の一日をどう変えるのか、変えないのか・・・難しい問題。
宣教師は、「日本にはお寺がたくさんありますから、お寺に行ってみてください」とも言って
いたが。 一般人にはお寺より教会の敷居のほうが高いと思うが、こういう人たちにはお寺の
敷居のほうが高いことが話していてわかった。


投稿者: kun - 午前 08:43 | コメント(4) | 固定リンク

2008年 12月 12日

大根とイカの煮物

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 フィンランドに住む日本人で”左手のピアニスト”として有名な舘野さんの
ことを今週月曜日の報道ステーションでとりあげていた。
そこにも出演されていた息子さんのヤンネさんはバイオリニスト。
明日、私達の教会で藤本恵子さん(静岡出身)とともにデュオコンサート
を開く。詳しいことはこちらをごらんください。
 報道ステーションでやることは、教会の人たちはほとんど知らなくて 前も
って案内があったわけではないが、偶然 見ていた人たちが何人もいたの
には驚いた。私も箱根で見た。「あれ〜っ! もしかしたら この人今度 うちの
教会でコンサートをするヤンネさんかも??」とつぶやきながら。
 14日の日曜日には、焼津礼拝堂の礼拝に出席され 演奏し、昼食会にも
出てくださる。私は 旬の大根や里芋 小松菜などをたっぷり入れた豚汁を作って
持っていくことになっている。フィンランドの宣教師クーシランタ先生は、フィンランド
料理で鮭を使ったもの。あとはサラダ類や漬物、果物やケーキ クッキーetc

 教会の敷居は高いですか?
こんな機会にどっこいしょとまたいでみてください。
食事めあてでも大歓迎で〜す(笑)!
コンサートのチケットは当日券もあり♪
コンサートのあとは、(教会ならではの)ティータイムもありますよ。

投稿者: kun - 午後 12:07 | コメント(4) | 固定リンク

2008年 12月 10日

親子丼

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 この冬は、スカーフが離せなくなっている。
オシャレのためではなく〜ないと喉が痛くなるのだ。
TVに出てきた占いの女性が、「のどが痛くなるのは
言いたいことが言えないためということがある」と言
っていたが、信じがたい。言えないこともないわけで
はないが。


 来年の3月定年退職となる夫の最後のボーナスが
きょう出た。最後というのは感慨深いと思うが、明日
もまた(たぶん)朝が来て、いつもと同じように(たぶん)
出勤するので、退職してからでないとわからないことが
あるんだろうな。




投稿者: kun - 午後 10:11 | コメント(2) | 固定リンク

2008年 12月 06日

牡蠣鍋

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 夫は牡蠣が大好き。それに、採りたての春菊と大根を入れたら
きっと喜ぶこと間違いなし! と思って作ったら やっぱりね♪
息子がいると息子が食べたそうなものを〜と基準が息子になる。
 芸人のトーク番組で、ある芸人が「おかんが作る味噌汁とカレーは
最高だと思っていた。結婚して ヨメが作る味噌汁とカレーをおかんの
味に近づけようとしていたこともある。10年ぐらいたって 最近 おかん
の味噌汁を食べたら『まずっ!』と思った。弟に話したら 弟もそうだった
と言っていた」と話してした。なぜだろう?とふと考えた。妻の味に慣れ
るということはわかるけれど、母親の味はいつまでも変わらず美味しい
と感じるのではないかなぁ・・・昔の子供(今の中高年)は、年をとっても
その思いは変わらなかったのではないかしら?
 今の若い人は、味噌汁など”だしの素”で作る人も多いと思う。
化学調味料の味は、甘味がありまろやかさもある。
体に良くないと思うだけでなく、その味が気持ち悪いと私は思うけど。
その味に慣らされると、自然の出しでとったものは、あっさりとタンパクな
感じがするかもしれない。
・・・と、その芸人のお母さんの味方をして考えてしまった。

投稿者: kun - 午後 02:04 | コメント(2) | 固定リンク