2018年 3月 01日
ミネストローネ
先月の同窓会で、中学の時親しかったKさんといろいろ話がはずんだ。
「若竹千佐子さんの芥川賞をとった小説読んだ?」
「うん、今読んでる!」
「カズオ・イシグロさんの本は、難しいねぇ・・」
Kさんは、中学の頃読書家だったというイメージがある。
私は、その頃は読書感想文を出す時に読む程度だったと思う。
半世紀以上の時が過ぎ、本のこと、息子家族とのつきあい方などなど、話が尽きることはなかった。
中学の頃は、どんな話をしていたのか・・あまり記憶にないが、Kさんは
9人兄弟の末っ子のせいか、私の知らない世界を知っていて、政治のことなど他の人とは話題にならないようなことを熱く語ってくれていたように思う。子どもっぽかった私に比べ知識が深くて、教えてもらうことが多かった。(ように思う)
若竹千佐子さんの「おらおらでひとりいぐも」は、一気に読んだ。最後の所では、泣かされた。