2017年 2月 15日
花壇とおじいさんとケンちゃん
花壇の手入れをしていると、近所のおじいさんがいつにましておぼつかない足どりで杖をついてきた。
「5歩ぐらい歩いて休んじゃあしてるだよ。歩かにゃあだめんなっちゃうからな」と言いながら、よろよろと後ろに下がり道の隅に座り込んでしまった。椅子を持ってきて、立ち上がるのを手伝い座ってもらい。
「休んでくさー」(燒津弁)
汗をかいているので、急いでお茶を持ってきた。
しばらく休んでも歩ける様子がないので、「今日は車で送るよ。また元気になったら歩くさー」と車を出した。
「あああ こどもよりも手がかかるようになっちゃった。」と嘆いて・・悲しそう。
穏やかな暖かい日〜散歩をする人も多い。
「角を曲がったところのMさんちに来ている業者だけど・・猫見なかった?」とおじさんに尋ねられた。
「玄関を開けたら、そこの猫が外に飛び出しちゃって・・困っちゃったよ、物なら買って弁償するんだけど」
「外で遊びたかったんだね〜あきるほど遊んで きっと帰って来るよ」
夜夫が出かける予定だったので、遅くまで手入れをしていた。
「遅くまでやるじゃん!、大変っていうより楽しそうだね」とどこかの知らないおじいさん。
夫も出かけ、そろそろ夕飯の準備をしようとしていたら
ケンが来て〜昔のおもちゃを明日学校へ持っていくんだそうだ。こま・紙風船・おじゃみ・竹とんぼに・・・ヨーヨーとけん玉も、かって知ったる戸棚から引っ張り出した。
そして「きょう (ここで)ごはん食べてく!」急に楽しい夜になった♪