2014年 4月 24日

切干大根



だいぶ前に、作ったもの。
切り方を2種類にしてみた。


夜 家の中に入れると、部屋中に切干大根の香りが広がった。


囲炉裏端でお祖父ちゃんが火をおこしている。
私はお祖母ちゃんにおんぶされ、あったかいお祖母ちゃんの背中で、
お祖母ちゃんが家事をするのを見ながら、両親の帰りを待っている。
そんな懐かしい景色が思い浮かぶような香り。 
 
今 南側の畑では、大根の種をとるために花を咲かせている。
薄紫色の花の周りを ちょうちょが飛びかっている。
(孫の)つんちゃんを抱っこして、ちょうちょの歌を歌いながら
いつまでも ちょうちょが飛ぶのを見ていたっけ。
つんちゃんは不思議そうに、眼をキラキラ輝かせ、ちょうちょの姿を
追っていた。

投稿者: kun - 午前 09:56 | コメント | 固定リンク

2014年 4月 23日

カリフラワーの梅酢和え



 義母の葬儀の際、「お別れのことば」を孫代表で三男が
やってくれた。
 4人の孫のうち 誰かがやって欲しいと葬儀の前夜 頼んだ。
「泣いちゃうから 無理」と娘。
「お祖父ちゃんの時 オレがやったから」と長男。
こりゃ 決まりそうにない・・・と思いながら、子どもたちと違う車で
家に 遅く戻った。
 家に着いた時には、三男がやることになっていて もうその内容を
考えているところだった。
 
 「お別れのことば」は心のこもったもので、とても好評だった。
長男の「献杯の挨拶」も なかなかで。
いつのまにか大人になった子どもたちを頼もしく思ったものだ。

 
 1週間たち〜三男に会った時、
「よく やってくれたねえ! すごく 良かったよ!どうして やろうと
思ったの?」と聞いてみた。
「もめて 押し付け合ったりしたら、おばあちゃんがかわいそうだから」
って・・。
進んで やろうと決めたのだそうだ。 
 自分のこととして考えると〜自分の葬儀で 孫たちが私は嫌、僕も
嫌と言っていたら、悲しいだろうなと思った時、三男の優しさが 身に
沁みた。 お祖母ちゃんも嬉しかったことだろう。


投稿者: kun - 午後 10:24 | コメント | 固定リンク