2013年 12月 12日
煮込みハンバーグ
パーキンソン病は、切ないかな 私にとって 身近な病気だ。
幼友達と40年来の友人 ふたりが今 パーキンソン病と闘い 10年
位が過ぎた。
「どうして こんな病気に 私が!なってしまったのか!」と ふたりとも
嘆いて 泣く。 私はただ 話を聞きながら 一緒に涙するだけで
なんにもできない。
「歩けるって 素晴らしいことだよ! 薬が効かなくなると床に足が
はりついたように 動かなくなるんだよ・・」と 電話の向こうで時々 咳こみ
ながら話す彼女の言葉が耳に残る。 久々に今日 電話で話すと 病状は
進んでいることが伝わってきた。
彼女は高校教師だったご主人を45歳の時亡くしている。
ほとんど毎日 夕方 ウォーキングをする。
西の空が真っ赤に染まっている日、青と紫 ピンクのグラデーションが美しい空、
家に着く頃は 月と金星が輝いている時も多い。
速足で30分ぐらい、夫とおしゃべりをしながら。
なんでもない日常のことなのだ。
こういうことに特に感謝するでもなく、なにげなくフツーに日を送っている自分
を、今日は 恥じる思いで、歩いた。