2012年 5月 28日
大豆かぼちゃサラダ弁当
4歳の孫の運動会に行った。
開会式で園長先生が、「競争心がだいぶ育ってきた・・・」というように話していた。
そうなのかぁ・・競争心を育てようと指導してきたんだぁ・・・。
たまたま行った公園の幅の広いおすべりで 下のほうに広げておいた靴の間にすべりおりて
孫が、そこにいた同い年ぐらいの子と遊び始めた。
楽しい遊びを考えたなあと感心して見ていると
「ケンチャン イチバーン、おまえ ビりィ!」などと、言い始めた。
たちまち 楽しい雰囲気がなくなってきて、一緒に遊んでいた子のママが悲しそうな顔を
していたのでなんだか申し訳なくなるはで〜〜
「ケンチャン おすべりで一番とかビリとか なしね!」と つい言ってしまった。
なるほど 幼稚園でそういう刺激を与えられていたのかと 今になるとうなづける。
ケンの場合は、歳の離れたお姉ちゃんに口でかなり鍛えられているということもあるとは
思う。
そうして たまたま公園で出会って遊んだ同い年ぐらいで負けず嫌いの子に威張られることは
その子にとって そんな悪いことでもないと内心は思っていたのだが。
威張られることもなく ただただ守られていることが多いのもひ弱な子になりそうだ。
3男の世代(現在20代の人たち?)は、小中学校では ゆとり教育と称し、運動会で順位を
つけることもしなかった。
それぞれが自分の良さを認め 自信を持たせるためなんだと思いながら 見守っていたが、
勝ちたいという気持ちに無理やりふたをしてしまっているような気がしたものだ。
そのゆとり教育の見直しから、最近では 幼稚園から競争心をあおり?、小中学校の
授業内容も変わってきたようだ。
模索しながらのこういう公教育だけに頼り、家庭でも同じ方向を向いて 子供に接するのでは
なく、時々はこれでいいのかなあ?と立ち止り、考えながら子育てをしてほしいものだ。
そんなことを考えながら、応援席の後ろに立って 応援席のどこかのパパらしき人を見てみると、
ケータイをやっていたのでメールかな?と思っていた。
それにしては長い時間 メータイを触っている。
よくよく 画面を見たら、ゲームに熱中していたのだった。(う〜〜ん なんだかなあ)
その前の方では、若作りしたばあちゃんがロープの中に入って 写真だかビデオだかを撮っている。
開会式のとき、年長さんが数人前に出てきて、順番に注意を発表した。
「ロープの中に 入らないで下さい」と言っていたよ〜おいおいばあちゃん!!