2010年 12月 29日
春菊のごまあえ弁当
14歳のクロの冬。
犬は、冬に強いと言うけれど いささか 心配になる。
耳が遠くなり、目もだいぶ悪くなっている。
散歩していて 最近 溝にすべり落ちたりした。
捨てようとしていた小さな布団をたたんで小屋に
いれてみた。 驚いたことに抵抗なく そこで寝る。
若いころは、引きづり出して かみまわしてしまっていたのに。
布団の上で丸くなって寝ている。
毎日 息子がスキンシップして かわいがっている。
ドッグフード会社と提携している獣医さんは、ドッグフード
でないといけないと言うけれど、信頼できる知り合いの獣医さんに
こっそり聞いてみたことがある。 ほんとにドッグフードは犬の健康
のためにいいのかと。 中には多少、お勧めのものがあるがそれは
高価。 TVなどで宣伝しているポピュラーなものは、実は良くない
ものが多いと言っていた。
家でやっている餌を話したら、それが一番いい!と言ってくれた。
りんごや大根 人参などの皮、キャベツ レタスなどの青いところや
鰹節や昆布のだしがら、味噌の豆屑、子供が残す魚の皮など〜
畑に入れれば肥料にはなるけれど、捨てればゴミになるものだ、
それらを刻んで ご飯に混ぜる。 今は、古くなってしまった玄米を
やわらかく沢山炊いて、冷凍庫に保存したものを出しては せっせと
あげている。
たんぱく質としては、腐ってはいないけど日がたって残っている肉などや
生卵を混ぜるときもある。
クロの餌を孫に見せると、タベターイ!と言ったりするほど、おいしそう♪
・・・に見える^_^;
いつか、曽野綾子さんのエッセイで猫の餌を毎日 綾子さんが作って
いたと書かれていた。 クロの餌に比べれば、お金がかかっているが、
栄養は同じようなものだと思ったものだ。
それで 綾子さんちの猫は、20年生きたそうだ。
2010年 12月 28日
かつ丼&冬じゃが弁当
じゃがいもを初めて この時期に作ってくれた。
秋に収穫するものらしいが、遅くなって 今頃 小さいのができた。
教会のクリスマスの祝会は、持ち寄り昼食会をして、讃美歌を歌ったり
ゲームをしたり、プレゼント交換をしたり〜〜♪
毎年 愉しく過ごす。
昨年から、「一年を振り返り、3大感謝を1人ずつ 発表する」という
ことをやり始めた。 新しい人は、自己紹介をしてもらう。
お互いの思いが聞けて、よりお互いに深く知ることができ、祈りあう
ことができる。
大変だったこと つらかったこと 悲しかったことも だれでもあるけれど
そんな中でも、感謝できることを探すことは意義がある。
言葉にすると、なお印象が深くなり、感謝の気持ちが深まるような気もする。
話している姿は、みんな生き生きしていて 素敵だ♪
教会って なんて居心地がいいんだろう! こういう場所、仲間が
与えられているということはなんて幸せなことだろうとしみじみ思う。
小さな群れだからこそ できることかもしれない。
ちなみに、私の3大感謝は、
☆3位・・・教会の役員を4年間なんとかやり終えることができそうなこと。
(1月の総会を最後に。)
☆2位・・・フィンランドとドイツに旅行できたこと。
☆1位・・・息子が司法試験に合格できたこと。
だった。
思い返して 感謝することを探してみれば、いくつもあり 3つ選ぶのが
大変なほどの恵まれた一年だった。
2010年 12月 27日
金山時味噌弁当
朝 花の手入れをしていると、クラックションを鳴らして
車が来た。
手を振っている。
止まって 窓をあけ
「おはよう! 元気ぃ? また みんなで会いたいねぇ!」
ママ友。
今の人たちはそう呼ぶけど、20数年前 そんな言葉はなかった。
近所の同じくらいの子供たちとその母親が集まって
いっしょに、お好み焼きパーティをしたり
手巻き寿司を作って みんなでワイワイ食べたり
高草山にも登ったりした。
みんなおばあちゃんになった。
「忙しい?」
「忙しくないよ!」
「じゃ 今度誘うね」と、仕事に出かけて行った。
『 ”忙しい”とは、心を亡くすと書く』と 意識するようになってから
忙しいと 人に言わないようにしている。
そうしていると、忙しくないような気がしてくるから不思議。
2010年 12月 26日
ひじきの煮もの弁当
ブラインド。
この名前を入れた会話をしようとして、その名前がどうしても出てこないので
言おうとしたことを飲み込んだ。
家族に、「お風呂の窓にかかっているカーテンみたいのなんだっけ?」と
聞けば、すぐ教えてくれたと思うけど そう聞くのも情けない気がして
自分で思い出すのを待っていた。
思い出すまで一日半ぐらい〜2回お風呂に入った。
それを眺めながら、
「あなた なんて名前だっけ?」
「3文字だった?」
朝、それを開けながら、
「濁点がついてたような・・・・」
ウォーキングしながら
「あー 」
「いー」
「うー」
最初の字を思い出せば、すぐ出てきそうで、50音を順番に伸ばしてみた。
それでも 浮かばない。
職場で、最近
「事務所の・・あれ・・帰りに閉めるの忘れないでね」と同僚に言われ
すかさず 「あ、ブラインドね、気をつけるね」と 答えたのに。
なんで 出てこないんだろ・・・
二日目の朝、布団の中で突然 浮かんだ。
「ブラインド?!」
暇さえあれば、頭の中で、いろんな名前をあれも違う これも違うと
考えていたので、ホントに そうだったか自信がなくなってしまって。
夫に確かめた。
そして、言いたかったことを言えた、
「ブラインド はずせるんだったよね? 洗おうかな♪」
夫が、今年になって はずせることを発見してくれた。
いつも 私はつけたまま、拭いていたのだ。
2010年 12月 25日
春菊のゆず酢のもの弁当
お弁当の写真がたまってしまっていた。
”今年のものは 今年のうちに♪”
(母校の)高校の学年のHPがある。
このHPの管理人は、呆れるほどに独善的で頑固者(-_-;)
同窓会のとき クラス別に撮った写真などを画面いっぱいにデカデカ
載せる。小さくならば、まだ我慢できるが、シワもシミも見えるほどに
大きいのだ。
やめて欲しいと頼んだが、「どうして?」ときた。
「小さくじゃなく 大きく見たい人もいる」とかなんとか。
HPを作る技術があることを見せびらかしたいだけなんじゃないかと
毒づきたくなる。
私は、それが原因でめんどうになり前回の2年に一度の同窓会に
行かなかった。ところが、どうしたわけか そのときの写真は載せてない。
その前の2回の写真は、いまだに載せてあるのに。
提供者がいなかったのかもしれない。
訃報者の報告も載せてあるのだが、写真を高校のアルバムの中から
スキャンし、入れている。
(卒業アルバムの集合写真も ご丁寧に載せている←サムネイルで!
載せる理由がわからないと言うと、アルバムをなくした人もいるかもしれない
からという答えが返ってきた。)
私が死んでも、ネットに写真を載せるのは やめてほしいと頼んだ。
高校時代の写真を載せて、なんになるの?!
「いいよ」とシブシブ言ってくれたが、怪しい・・・死んだら わからん〜
とばかりに載せそうだ。 彼なら やるかもしれない。
思いやりのかけらもない(ま、顔に自信のある方は、載せてもらいたいと
思っているかも?) この彼より早く死にたくないものだ。
彼は、端整なお顔立ちの方だから、そうでない顔を持つ者の気持ちがわから
ないのね、きっと。
私とて、老化の程度はごく一般的でフツーだと思うし、自分の顔がそれほど
嫌いというわけではないけれど、それとこれとではわけが違う。
写真の首から上だけをトリミングし首から下の誰かの裸体に貼り付けて合成し、
悪用されることだって考えられる。 良からぬ考えを持つ人はいるのだ。
お手上げだ。
どこかの芸人みたく言いたい「ウッタエテヤルゥ!」 (-_-)/~~~ピシー!ピシー!
2010年 12月 24日
小松菜の海苔巻弁当
非常勤で働いているNPO事業所の利用者さんが、クリスマスの
ポスターを気合いを入れて書いた。
喫茶で働く3人の支援者と利用者さんの3人が並んでお客様を
迎えている絵が書かれていた。
マンガチックだが、髪型やメガネのあるなし、服装の色などで
誰を書いたのか わかる。
なるほどと思ったのは、並び順が彼女の中で占めている順番を
あらわしているのではないかと想像できること。
初めに 黒一点のMさんを書いている。
「うわ〜っ これMさんでしょ?! 嵐みた〜い♪」と私。
高級レストランのボーイさんのよう。
次に利用者さんたち3人がお人形さんのようにかわいらしく書かれて
いる。まず、本人。自分を中でも最初に書くことがヘンに謙虚っぽく
なくていいな。 次にあと2人の仲間を年長者のYさんから書いた。
一番時間的に長くいるのは、もうひとりの人なのに。
Yさんにイチモク置いているということかな〜ちょっと驚いた。。
次に支援者のSさん、最後に隅っこに私、ピンクの洋服を着せて
くれて、目に☆きらり〜ん。
家で夫にそんな話をしたら、「家では、おまえが一番だからねっ」
って。 慰めてくれるつもりだったと思うが、私は 気にしていない。
当然のことだ〜私が3人の中で 勤務時間数が一番少ないのだもの。
知的障がい者は、めんどうな建前というものがほとんどなく、
本音で生きている(人が多い)。その素直さが絵に表れていた。
2010年 12月 23日
ねぎづくし弁当
ブログは、いつも一番新しい記事がトップに出る。
更新しないでいると開くたびにそれを目にすることになってしまう。
そこで、早く流したいときは特に、更新しなくては!とあせる。
家族は、自分のことをネタにされるのを嫌がる。
幸い息子は3人いるし、息子と書いても 誰だか わかりにくいから
いいじゃないかなと思うのだが・・・それに、ハンドルネームで書いて
いるわけだし。
夫も最近ではたまに覗くこともあるようで、見たのでは?・・・と感じること
もある。 なにかモノ申したげな様子なのだ。
事実に基づいて書いているのだけれど、言いまわしによって受け止めら
れ方が違ってくることもあり、知っている人に読まれたくないと思うことも
あるのかもしれない。 そういえば、まだHPを開設してまもない頃、私が
書いた記事を夫が読み、ネット上で削除しようとしたことがあった。
それはできるわけない・・・すぐに私が削除した。PCの前に座って、削除
しようとしていた夫の姿は今も鮮明に脳裏に焼き付いている。
そこで、(これでも!)なるべくHPを開きそうな家族のことは書かない
ようにしようとしているが、それがなかなか難しい。
2010年 12月 22日
栗おこわ弁当
栗は、冷蔵庫に生のまま 1〜1.5ヵ月ぐらい保存したものが
一番 甘さが増すのだそうだ。
一人暮らしの実家の母の冷蔵庫には、沢山の栗が毎年入れられた
ままになり最後には腐ってしまう。 食糧を保存しておくことは、これま
での戦中 戦後体験も含めた苦しい生活で得た大切なことのようで〜
なんでも 保存し、そうすると安心するのだろう。
数年前から、保存したものの管理ができなくなり義姉や私が時々
整理し、捨てるものも多かった。 実家で皆で食事をするとき、
使うものの賞味期限を、そっと確認するのはあたりまえのことで。
「おばちゃん これ 賞味期限切れ・・」と孫娘が申し訳なさそうに
ソースを私の所に持ってきて〜誰かが 近くのコンビニに急いで
買いに行くということも珍しいことではなかった。
リスや蟻と共通するものがあるなあと思いながら、困ったものだと
上から目線で眺めてしまうのは、私が 食べる物にもなんの不自由も
なくわがままに育ち、ずっと大変な思いもせずにきていて、そういう
人の立場を思いやる優しさが足りないからかもしれないと反省する
こともあった。 この親のお陰でもあったというのに!
母の冷蔵庫(の管理)は、ここ1ヵ月ぐらい前から ほぼ義姉の手に
わたった。 そうするのが遅かったのでは?と思うのはやめよう。
母も限界までやってくれたから、母のためにも 義姉のためにもよかった
と思う。
先日行くと、義姉と母に栗の美味しい時期の話をしたら、冷蔵庫から
義姉が栗を2袋出し、「もっていって」と手渡してくれた。
「全部 なくなってしまうとお義母さんが寂しいから」と一袋は残して。
ちょうど1ヵ月半ぐらいの栗で作った栗おこわを食べた息子が、
「天津甘栗かと思った」というほど甘かった。
それに比べると2ヶ月ぐらいたっている今回のは、甘さが薄い感じが
したが、まだ 十分 いける。
2010年 12月 21日
野菜卵詰め油揚げ弁当
お弁当を作っていると、出かける準備が整った夫が話しかけてきた。
「毎日 水筒と弁当を持っていって」
「うん」とうなづき 聞きながら、私の心は反応していた。
朝から感謝のことば?・・♪・・
いえいえ あらたまって 言わなくても・・・
お弁当づくりは、決して 大変とは思ってないから。(*^_^*)
「夕方 仕事が終わるとまっすぐ帰ってきて」
??
声の調子は暗くない。
健康だからできることで〜ありがたいよね〜(心の声)
「カネはいらないなあ! 財布にほとんどお金がなくてもやっていける」
そう きたか!! ぎゃふん(@_@;)
「そうだね、家の野菜中心のお弁当だしね」
2010年 12月 17日
里芋煮弁当
ミセバヤの葉が色づき始めると、追うように千日小坊の葉が
紅くなりはじめた。
アゲラタムは、千日小坊に覆われ守られて、その前で元気に
咲いている。 ウインターコスモスもガーベラも 次々と咲く。
花を眺めたり 手入れをしていても、蚊に刺されることがなくて
本当に幸せ♪
寒くはなってきたが、それほど厳しい寒さではないし。
蚊さえいなければ夏も好きだけど、やはり冬が好きだなあ。
2010年 12月 11日
ごぼう肉巻き弁当
HPを開設して 9年目に入っている。
最初のころに比べると、スパムメールは少なくなってきているが、受信拒否設定
されていても、くぐりぬけてくるしつっこいヤツも少なくない。
最近 個人の同じ名前(仮名)で、一日に3〜4件くるものがある。
どこにでもありそうな普通の名前で、「ご無沙汰しています」だか「しばらくでした」
だったか、「ご連絡があります」だったか?という件名を見て、怪しいとは思いながら
開けてしまったことがあってから、続いている。
迷惑メールの中に入っているそれらのメールは、即削除するが、件名を見ると、
可笑しいものもある。
たとえば〜〜
「あんた バカぁ?」 (← はい・・・あんたも?)
「この貧乏人が! 黙れ!」 (←貧乏人にも しゃべらせてよ)
「腐女子」 (←うまい!〜女子って 年齢でもないからねワタシ)
「イミ(ぷーさんの顔文字)プーサン」 ( ←こっちのセリフじゃ)
ここには、とても書けない過激で脅迫めいたものものやイヤラシイものもある。
わけわかりませ〜ん。(+o+)
2010年 12月 04日
大豆弁当
大豆のかき揚げを最初に食べたとき、なんて香ばしくておいしいんだろうと
思った。夫の実家でおばあちゃんと義母が、時々作ってくれたものだ。
一晩水につけた生の大豆を揚げる。私の実家では作らなかったし、その後
よそで食べたことがない。
シンプルだが、歯ごたえがあって美味。
北海道の大豆で揚げたその日 息子妻がちょうど来たので、
「食べてごらん、おいしいよ!」と、おばあちゃんのオリジナルだと思う?!それを
食べさせた。
「おいしいね!」と長男妻。 これで 次の代にも 伝えられそうだ。
お弁当には、家でとれたごぼうも入った五目豆も入れた。
五目豆は、夫の職場、長男の家、実家に届けることができた♪
息子のリクエストの大豆入りミネストローネも作り、しばし北海道を大豆で満喫☆