2010年 4月 28日
かつ丼
かつ丼にも もちろん 筍が入っている。
筍は、料理がワンパターンになると飽きてくるが、 いろいろと工夫すれば
とても さっぱりした じゃまにならない具材だ。(と思う)
筍ごはんも、酢飯にしたり 山菜おこわのようにしたり、炊き込みごはんに
もできる。煮物だけでなく、チンジャオロースのような中華にもあうし、バターで
焼いて醤油をジャッとかけたり、酢みそで和えてさっぱり食べるのもいいし。
筍はこの時期 毎日食べるのがフツーの我が家なのだが、よその家に
差し上げたとき、どれぐらい喜ばれるのか? 迷惑になるのか? わからないこと
あり、おすそわけするのが難しい。 今年は、今のところ 25軒にあげた。
大体は電話して、あるかどうか聞き 反応を確かめてから、あげることにしている。
ほとんどの人は、とっても喜んでくれ、美味しかったと言って下さる。
電話をして断られることもあるが、上手に断ってくれるので 別にそれはそれで
気にならない。
今日は、ちょっと ちょっと だった。
ある集まりのとき、何人分か持って行った。
「筍 持ってきたんだけど♪」
「筍かぁ もらって食べると またどこかからもらって やっと食べたとこだった!」
そう 言いつつ
「隣の家にあげるかな」と持っていったのだった。
30日に夫が所属しているグループで持ち寄り食事会をすることをすっかり忘れていた。
夫は、筍料理を持っていくと約束してあったんだった・・・
一品作れるぐらいの量しか残っていない。(-_-メ)
明日は掘りに行けないし。
実家と息子のところにもあげると3軒分 持って行った人があったなあ。。。。
もう一人は、「今 家にあるけど」と言ってたのに、「水を張った中に入れて冷蔵庫に
入れておけば10日は大丈夫よ」と言うと「それじゃあ もらってく」とたいして
嬉しそうでもなかった。
持ち寄り食事会のことをすっかり忘れて、足りないと困ると思い、7軒分も 用意して
いった私がバカだった。
2010年 4月 20日
筍寿司
18日午後 今年初めての筍堀りに出かけた。
(一人住まいの)母の、「筍堀りにおいで!」コールは今年は、なかった。
もう 来年もきっとないだろう。
人に気づかわれ、自分の衰えた身体を瞬間 瞬間 維持し支えていくのに
精一杯なのだ。 そうしていてくれるだけで、私たちもありがたいと思う。
実は、母が電話してこなかったから、行かなかったのではなく、夫も私も予定が
ない日がなかなかなくて、例年より だいぶ遅くなってしまったのだ。
隣の竹やぶのやっちゃん(65歳ぐらいかな? 田舎では ちゃんづけでよぶことが
多い)が、「今年は、○○○(私の本名)ちゃんが筍堀りに ちっとも来ないけど
どうしただか・・・」と、たまたま 近所のお年忌で兄に会ったとき、話していたのだそうだ。
兄が電話で、兄嫁もいろいろと心配して どうしたのか? なにがあったのか?と想像して
いるらしいことを話していた。 その想像は、全然 はずれ。
兄夫婦も やっちゃんも なんと 優しいこと!!
人のことを気にかけることができるということは、心の余裕があるということでもあるだろう。