2009年 10月 02日
ペペロンチーノ
母は、ヘルパーさんに戸棚、冷蔵庫、タンス、押し入れを開けないように〜と
数年前にヘルパーさんに来ていただくようになったときに、きつくお願いしたと言っていた。
その後、押し入れやタンスは、出し入れが少ないので、ある程度きちんとなっているが、
戸棚や冷蔵庫は、すぐにとんでもないことになっていった。 私が片付けようとしても、嫌がったり
それでも、強行手段で片付けると「なんでも 捨ててしまう娘」と、兄弟に愚痴ったりしていた。
先日、悪臭に耐えかねて、臭いの元を探しまわった。 あった! 見つけた!!台所で!
悲鳴をあげて その場から逃げ、畳に突っ伏して しばらく 動けなかった。(←これ ほんとうのこと)
「 ヤダ ヤダ 〜〜〜〜バカァ もう シンジラレン」うわごとのように言っていた。
詳細は、食べ物を載せているブログには とっても書けないので 省略。
昨日、夫は母の荒れた畑の草刈りをしてくれていたので、私は、恐ろしくて できれば
避けたい片付けの続きをすることにした。 まず、食べ物は入っていそうにない6段ほどの隙間戸棚
から始めた。 山のような数のふきん だいふき ビニール袋などが、無造作に上に上に重ねて入れられ。
下のほうは10年ぐらい前のものかもしれない。ごきぶりのフン程度なら まだ許せる。
種類にわけてきれいに並べて入れ、漂白殺菌したほうがいいものは まとめて液につけてっと。
ここは、まずまず 楽勝♪
次に、レンジ棚とガス台の間の戸棚。。。
「ありがとね〜ああ かんだるい〜夕飯 なに食べようか」を何回も繰り返しながら、そこに座っている母を
手招きして、引き出しの中を確認してもらうことに。 私は顔を横に向け、片目でしか見られないような悲惨
な状態〜涙が出そうになった。これ以上書くと食欲がなくなるので省略。
それでも、一段一段 母といっしょに片付けた。
冷蔵庫は一人住まいなのに、大きいのふたつに 中ぐらいのひとつもあるので、きちんと片付ける余力なし。
とりあえず、開封のものも含め同じものを今回は集めておいてみることにした。 あきれ果てて 笑えた。
多いものランク
優勝・・・焼津 カツオの塩辛 7本
準優勝・・・とろろ昆布 6袋・ごまだれドレッシング6ビン
3位はたくさん・・・金山時味噌5パック・豆腐に ところてん そのほか
母は私のごきげんをとるかのように言う、
「あんたはこんな親でいやだなあと思うでしょうけど、あたしはあんたが子供で良かったよぉ」
家も土地もほとんどすべて兄名義になっている。 当然その家の管理、整理は、近くに住む兄と兄嫁にやって
もらいたい。そんな思いと戦いながら、笑顔で いかに気持ちよく 母のめんどうをみられるか〜
私に与えられている課題であり、試練だと思う。