2009年 8月 23日
シソたっぷりきゅうり昆布漬
なんの花火か? 近くで花火があがっている。窓いっぱいに見える。
駿河湾地震のあと14日の海上花火大会も、いつもどおり盛大に行われ、
私も港(堤防より海側)で楽しんだ。 焼津は、ほんとに花火が好きな街だ。
でも、途中 夫に聞いた「今 大地震が来たら、どこを上がって逃げたらいい?」
今日、浜のほうに行くと、途中の家々の屋根が青いシートでおおわれて
いる所が多くて、今更ながら 驚いた。
富士山を遠くに見ながら、海沿いの土手を40分ほどウォーキングした。
「今 大きい地震が来たら、どうしたらいいの?」と私。
「青少年の家は4階だから、そこに逃げればいいよ」と夫。
「車は流れてくね・・」
「いいよ、車なんて。。」
海岸では、多くの人たちが釣りを楽しんでいた。
幸い 今日は大地震は起きなかったけれど、できれば海岸近くには行きたくない
と内心 実は 思っている。
2009年 8月 09日
ナスの味噌煮
ロシアの文豪トルストイの短編に「人に必要な土地」というお話があります。
日の出から日没まで歩いて足で踏んだところがその人のものになるというのです。
主人公のパホームは欲に目がくらんで必死で歩き回りますが、力尽きてとうとう
死んでしまいます。結局、彼が手に入れたのは自分を葬る墓穴だけのスペース
だったという話です。
こんな話から、今日の礼拝の説教は始まった。
福祉村の中にある教会の牧師の説教。
なんのために働き、生きるのか・・・・と、考えることをしないで 歩けない〜
教会に集まる人たちの共通点はそれかな。
2009年 8月 05日
きゅうりの塩昆布浅漬け
きゅうりに塩をふりかけ、塩昆布 酢 しょうゆ すりごま しょうがなどを
混ぜ、冷蔵庫に入れ、冷やしておく。
聖書の中に、”放蕩息子”のたとえ話がある。
放蕩の限りをつくした弟息子が、悔いて 帰ると、父(神)は、喜んで 迎え
受け入れてくださった〜という話。
そこを読むとき、自分をその弟息子と重ねて考え、父の愛情深さに驚く。
また、4人の子供の親として 子供に接するときには、あの父親のような
寛大さ 愛を、もちたいものだと常々思ってきた。
『放蕩息子の帰郷』(ヘンリ・ナウエン著、片岡信光訳)を読んだ。
急逝されたO牧師の家にお邪魔したとき、本棚にあったものだ。
「自由に持っていって」と言われ、いただいてきた2冊のうちの1冊がそれだった。
父親と弟息子と兄息子、それぞれの立場に焦点をしぼって 書かれている。
兄息子の思いが掘り起こされていくのを読み進めると、よく理解でき 自分にも
同じような感情があると思わされた。これまで ほとんど 深く考えたことがな
かった兄息子の目に映った父親と弟との関係から、湧き出る切ない思い。
そういう視点があったんだぁ!!・・・・
良い本に出会えて、読書熱も、ちょっとずつ ゆっくり燃え始めている。