2008年 8月 22日
ピザトースト
花を観る(見ない)目からも、人それぞれの生活?の一端が映し出される。
水撒きをしていると、「あの花 素敵ですね〜ガーベラですか?」と、カラの
車椅子を押した70歳手前ぐらいの近所の女性に声をかけられた。
春ごろには、ご主人を車椅子に乗せて散歩されているところをよく見かけた。
すぐ近くに最近できた施設のデイサービスを利用されていて、きっとお迎え
に行かれるのだろう。車で送り迎えをしてくれるのだと思うけど、車椅子で
散歩を兼ねながらのほうが、押す方も気持ちがいいからね♪
その人の目にとまったのは、濃いピンクの百日草。裏の出入り口の脇に
数本 植えた苗が、みんなピンクだったのだ。黄色・白・赤・オレンジと他の
所では混じっているのに。(種から育てた苗は、どんな色の花が咲くのか
わからないので 楽しみも広がる。)
百日草とガーベラ・・・・似ているかな?・・・とあとから、眺めた。
花は、よくよく見れば 似ていないこともない。けど 葉は全く違う。
ずっと共稼ぎだったというから、花を観る時間的な余裕がない生活だったの
かもしれない。ご主人が倒れてから、大変さは増したのだろうが、草花にも目
がとまるようになるまでには、心の持ち方など人生への思いに対するなにか
大きな変化があったのではないかと思ったりした。