2015年 9月 24日

参観日(ケンは給食係)



 小学2年のケンの参観日。
ママのメール、ケンからも電話があり、なにをおいても行かねばと出かけていった。
 道徳の時間、
テーマを先生が黒板に書いた「人のためになることをする」
文章を読んで考えてみようということで、プリントがわけられた。

 『はるかちゃんは、毎朝早く学校へ行って、みんなの花壇の草取りをしていた。
ある日草取りをしていて、花を折ってしまった。かわいそうなので教科書に挟んで
押し花にした。それを見たクラスの子が「花を折った、花を折った!」とはやしたてた。
けんちゃんは、はるかちゃんが花壇の草取りをしていることを知っていたが、
その時、黙っていた。家でそのことを話すと、お父さんに「どうして言わなったの。」
と言われた。次の日けんちゃんははるかちゃんにみんなに言わず黙っていたことを
あやまった』
要約するとこんなお話だ。

 みんなにはやしたてられた時、はるかちゃんはどう思っただろう?と先生が
子供たちに聞いた。

 何人目かにケンが
 「みんなのためにやってあげてるのにどうしてせめられなくちゃあならないのか。
わざと折ったわけではないのにと思ったと思います」
と言うと、先生が
「やってあげてる!? やってあげてるとは思ってなかったかもしれないけどね・・」
と言われた。

 その様子をうしろで見ながら〜低学年のはるかちゃんが毎朝みんなより早く学校へ
行って草とりをするという設定が少し無理があるなあと思った。
年寄りならそういう人もいるだろうけれど。
 ケンには、その日「はるかちゃんの気持ちをよく考えて発表できたね!ばーばも
そう思ったよ。」と、頭をなでた。

 


投稿者: kun - 午後 07:28 | コメント | 固定リンク