2013年 10月 25日

リトリート その後

  

 東京から帰ってきて、まず 花の手入れをし、義母が入院している病院に行き、
孫にお土産を渡しに行き、念入りに掃除をし。
 管理しているHPの更新、預かっている会計処理などもやり。
ほっとしたせいか、なんとなくボーッとして 花ばかり見ている。

 
 花は、夫が水をあげたり 台風の時には中に入れたりしてくれたお陰できれいに
咲いていた。
 義母は、少しずつ弱ってきていて元気がなく、夫(息子)の名前も私の名前も
すんなり出てこなかった。
 散歩の途中 孫の家に寄り、お土産を渡し いつものように中に入らないで帰ろうと
すると、ケンが
「バーバといっしょにすみたいな」と引き止めるかのように言った。
もっと小さい時は、帰ろうとすると泣いたものだが 大きくなって そういうこともなくなり
思いだしては かわいかったなあと思ったりしていたが、6歳になり こんな言い方を
して 喜ばせてくれるとは!
宝箱にしまい、時々出しては幸せをかみしめたい言葉♪
 

投稿者: kun - 午後 04:33 | コメント | 固定リンク

2013年 10月 23日

リトリート(後半)


 ふうは、ベッドも毛布も自分のものだと思っているらしい。
「お母さんにも貸してよ」と言いながら、貸してもらう毎日だった。(笑)


10/17 (木)
 東京の叔母のお墓参りに行きたいと弟が前から言っていた。
前夜メールがあり、急きょ今日行くことに。
阿佐ヶ谷駅で待ち合わせ。
 弟は大学時代、ベジタリアンで肉魚を食べなかった叔母の家に下宿して
いたことがあった。 料理はどうだった?と聞くと、美味しかったよと懐かしそう。 
クリスチャンだった叔母は、(遺言通り)牧師だった叔父も眠る教会の墓地に
入っていた。その質素さに弟は驚きながらも、叔母らしいのかもねとも言っていた。
 弟の大学時代のテリトリーだった近辺を歩きながら、もう時効だからと若者なら
ではの武勇伝など昔話に花が咲いた。
 その後、弟が好きな番組でやっていたという神田のガード下の酒場へ行くことに!
沢山の店が並んでいる中で、偶然 すぐにその店にたどり着き、テレビで紹介して
いたお勧めのおつまみとお酒を頼み、飲み食べしゃべり〜亡き両親がどれだけ
私たち子どもに愛情を注いてくれたかというエピソード話になると、ありがたかった
よねと涙を流し(←私が)。 


10/18(金)
 上野の国立西洋美術館「ミケランジェロ展」 礼拝堂の天井画などとんでもなく
偉大なものを何年もかけ制作した努力の人。
 その後、アメ横をぶらぶら歩き、ナッツとくるみ購入。
アメ横では、地元の中学生が職場体験をしていた。
「『1000円でいいですよ!』って 言って!」だの「ポケットに手をつっこむのはダメ」
などと言われながら、初々しく制服姿でお手伝いをしていた。
 次に下町風俗資料館。
 最後に本に 載っていた「みはし上野本店」で、白玉クリームあんみつを食べた。
平日なのに 並んで待つほどの盛況ぶり。
私の後の人も同じ年代の女性一人だったので、相席にしようということになり
いろいろと話しながら いただいた。 名前も知らず、もう会うこともない人だが
友達になりたいような人だったなあ(^^ゞ
嫁ぐまで東京に住んでいたということで、「子供のころは、アメ横には行っては
いけないと言われていたんだけど」と言って、中学生が職場体験していることを驚いて
いた。


10/19(土)
 娘の勤める病院まで 2Kとちょっとぐらいか?
歩いて そのあたりを散策。
病院から 芝公園、東京タワーにも歩いてすぐ。
小学6年の時以来の東京タワー!! 
幼かった少女も 今や婆・・・長い時が過ぎたものだ。
 その後 娘が勤める病院に入り〜娘はいないし、私が親ということも誰ひとり
わからない気楽さで11階のレストランで昼食♪
同じ階で健康セミナーがあるということを知り、当日申し込みもいいというので
聞いていくことに。


10/20(日)
 行ってみたい教会をいくつか調べてあった。
先週と違う教会に行こうと思っていたが、「大岡山へ行けばいいじゃん、
午後、ルター500年記念の講演会があるって ”るうてる”に書いてあったよ」と
(電話で)夫・・・夫の言うことにはなんだかんだいって 大抵従う・・・大岡山教会に行くことに。
聖さん式があったし、松岡牧師夫人とも話ができて〜やっぱり行って良かった。
 ルター研究所秋の講演会にも出席
「日本におけるルター研究の歴史」〜宗教改革500年記念に向かって〜徳善義和先生
「ルターの宣教の神学と今日のルター派の宣教理解」   江藤直純先生
                    

10/21(月)
 いよいよ最終日。
ふうのブラッシングと部屋の掃除はほぼ毎日していたが 、今日は特に念入りにしてっと。
 コンビニも近くにいくつもあるし、スーパーもあるので、食べるものには困らないが
家にあれば 買ってくるという手間が省ける〜ということで、少しの間だけでも 娘が
ラクできるようおかずやご飯 果物などを冷蔵庫や冷凍庫にストック。
料理はやっぱり大好き♪
(味噌と塩麹と梅干しを持ってこなかったことをちょっと後悔)

 夜 娘の帰宅第一声が、「楽しかったぁ」だった。
なによりも最高に嬉しい言葉♪ 
子どもが幼い時からずっと こういう言葉を聞くことが、いつも私の喜びだったと
いうことを思いだした。




投稿者: kun - 午前 06:56 | コメント(2) | 固定リンク

2013年 10月 22日

リトリート(前半)


  ふう(16歳)

 日常から離れて 自分だけの時間をもつ「リトリート」、まさにそんな時だった。
東京で一匹と一人暮らしの娘が10日間留守になるので、良い機会だと思い
猫守りをかってでた。
こういう時は、過去 家に猫を連れてきていたが、今回は私がひとりで行くことに。



10/12(土) 
 娘と麻布十番駅で待ち合わせ。テレビで見た「ポワンタージュ」のパンを買い。 
家の近辺を案内してもらい〜マンションへの入り方、猫の世話のことなどなど説明
を受け〜作って持っていった栗おこわ、五目豆、里芋煮物で 夕食を一緒にし〜
娘は夜 大きなスーツケースを持って出発。    


10/13(日)
 住まいから一番近そうな日本福音ルーテル大岡山教会の礼拝に出席。
説教題「あなたに働く神の力を知る」 ♪恵まれた時♪
ここの信徒で トルコ旅行などをご一緒した方に「イスラエル旅行」(3月)に誘われる。
(思案中)
 大岡山駅の前の東京工業大学で学園祭をやっていたので、冷やかし程度に寄った後
大岡山から二つ先の自由が丘の「女神祭り」(商店街のお祭り)を覗く。
 小路の店の前でやっていた紙芝居。(「泣いた赤鬼」「注文の多い料理店」)
子どもたちの後に座り込み〜まさに芝居のような語り口に引き込まれ 豊かなひととき♪
三橋とらさん 素敵な人生を歩んでる! 
 古本屋で、本を7冊購入。 家にあるのとダブリそうなのもあったが、まあ一冊105円だし・・
と思いつつ買ってしまい・・・重いということを考えなかったあさはかな思いでした。(-_-;) 


10/14(月)
 「沈黙」(遠藤周作著)読み始める。 
渋谷区松濤美術館をめざして、渋谷駅から町の中心部を避け、歩いた。 
途中どこを歩いているかまったくわからなくなりながら、たどり着いたが〜工事の為
休み!(~_~;) たまたま通りかかった東急本店のレストランで「松茸御膳」わりとリーズナブル
で美味しかった。 
 南北線で白金高輪まで戻り、近くの商店街付近一帯を散策。
その後、有栖川宮記念公園に行き、都立中央図書館で新聞を読む。
 ここらあたりは、フィンランド、アルジェリア、イランなどいくつも大使館があるせいか、外人が多く、
公園で遊んでいる様子を見ると、外人の中に日本人が混じっているという感じ。 


10/15(火)
 台風26号のため 午後から雨。
白金高輪商店街で買い物。
 「火車」(宮部みゆき著)読み始める。
二日間 一日6K以上は歩いたせいか疲れて〜ちょうど良い休息の時であり、これからの計画
を考える時となった。
パソコンは娘が持っていったので、前回会った時 娘からもらった「歩いて楽しむ東京」という本だけ
が頼り。 地図を見ながら歩くのはにがてだが、迷ったところで 暗くなる前に家に戻ることが
できれば、それでOK。


10/16(水)
 家から歩いて、麻布十番から 六本木へ。
国際文化会館で一般の人でも食事ができるというので寄ってみたが、会員より一般は、300円位
高く・・・ただ単純に愉快じゃなくてそこを出て〜毛利庭園の前のレストランで昼食。
 毛利庭園は、六本木ヒルズとテレ朝の横にあり、犬の憩いの場所のようで、犬を連れ散歩している
人が多く見られた。
 本に載っていた「おつな寿司」(おいなりさんの揚げを裏返しにして入れてある。これは亡き伯母の
オリジナルかと思ったら、昔からこういう作り方をしていたんだ!)の前を通り、国立新美術館へ。
 「クレラー・ミュラー美術館作品 印象派を超えて 点描の画家たち」 モネ、ゴッホ、スーラ、
ゴーギャン、モンドリアンなどの絵をゆっくり鑑賞。
 帰りは、近道(らしい道?)を歩くことに・・・で 迷い・・
朝、麻布十番に入る所を通った時、警察官が10人ぐらいいたので 「なにかあったんですか?」と聞いて
みると「いえ・・韓国大使館があるので」ということだった。よく見るとその先に大使館があった。
(警備らしき人たちがいない大使館もあるんだけど・・・)
朝 話した若い警察官が同じ所で夕方も立っていた。 (大変だねぇ・・)
ここまでくれば、なんとか道はわかる。家までは、2Kくらいかな?(坂道が多い) 





投稿者: kun - 午後 05:36 | コメント | 固定リンク

2013年 10月 06日

両親の写真


 にこやかな18歳の父(左)〜20代の前半 戦争が影を落とした。

 

 13年前に亡くなった父の写真はそのままになっていたが、母亡き後 2人の写真を
片付けなくてはならない時がきた。
春には、母の衣類などの片付けで手いっぱいだったが、一応 残しておきたい
ような写真を弟と一緒にざっと選んで 家に持ってきてあった。
部屋の隅に置かれたアルバム類に、
「いつ やるの?」と・・・プレッシャーを与えられ続け。
「今じゃない! あとで!」と、延ばし延ばしきたが、ようやく涼しくなって、
手をつける気になった。
 150枚ほどの写真を選んで、
?独身時代 ?結婚して子どもたちと ?旅行など趣味 ?孫たちと
?父亡きあと ?祖父母や兄弟
に、分類し、パソコンに取り込んだ。
 あとは、息子(長男)がレコードになった母の歌声をバックにして DVDに入れてくれる
ことになっている。 息子は、私と違い仕事で忙しいが、 徹夜をしても さっさとやるタイプ
なので、もうほぼできたようなものだ♪(って 息子へのプレッシャー!?)


投稿者: kun - 午後 01:45 | コメント | 固定リンク