2006年 6月 20日

ハッシュドポテト


フライパンにオリーブオイルを敷き、じゃがいもを水にさらさず 入れ、塩をふり 時々 押さえつけながら 両面こんがり 焼く。
途中、片栗粉を少し パラパラッとかけると固まりやすい。



おばあさんの風貌は、2〜3種類に分けられる〜と息子。
たしかに・・・。
おじいさんだって、それは言えるかも。
だいぶ湿疹が治ってきたので、トレーニング室に出かけた。
帰りのこと 信号が赤の所で止まると横断歩道の前で信号待ちしているおじいさんを見かけた。その後姿が亡き父にそっくりだった。体型と頭のハゲかたが まるで同じ。
信号が変わるまでの間、ずっと その特徴のある頭を眺め 父のことを懐かしく思い出していた。
ひとり娘の私のことが大好きで、特にお酒が入るといつも 私のことを褒めてくれる父だった。しょっちゅう 褒めてくれるものだから、私は「賢くて 器量よしで 手質がいい!!」と子供のころ 自分のことをそのまま思い込んでいたフシがある。
思春期ごろになり、自分で自分を見つめられるようになると私って 父が言っていたほど「賢くはなく、器量も人並みで、私の周りの人たちのほとんどが私より字が上手」と思い知らされるばかりで、親の欲目だったんだと気づいて愕然としたものだ。
父から見れば、私は その頃になっても その後もずっと自慢の娘で 相変らずの褒め言葉にいい加減にしてくれ〜と思ったりもしたが、自分が親になってみると 親だからこそそう思えるのだということがわかり、しみじみ ありがたいなあと感謝できるようになった。
キリスト教では祈る時「父なる神様・・・」とまず 呼びかけて 祈るが、私のなかの父のイメージは、心から私のことを大切に思い いつも無償の愛で包みこんでくれるものなので 「父である神様」とすんなり ひざまずくことができやすいのかもしれない。



投稿者: kun - 午後 10:50 | コメント(2) | 固定リンク