2012年 10月 16日

赤飯


 特にめでたいことはなくても、時々作りたくなる赤飯なのだが、このときは
次男のところに子供を授かったことを知った日 次男の大好きな赤飯を
作って たらふく食べた。

 長男妻が午前中だけ働きに行き始めて、私の出番がにわかに多くなった♪
昨日は、中学3年の孫娘が学校で気持ちが悪くなり、早退したほうがいいと
いうことで学校から電話をいただき、車で迎えにすっとんでいった。
 その前は、幼稚園の参観日〜無邪気な孫たちの様子を観るのは楽しい。 

 
 午後は、母が入院している病院へ。
認知症のことを”子供がえり”と言ったりするが、母親を見ていると幼子と
共通するのは、すべてをさらけだし裏がないということかもしれないと思う。
リハビリに 初めて ついて行った。 リハビリは痛いから行きたくないとしぶる
母に リハビリをしないと歩けるようにならないよ!と言い聞かせながら。
 受けている母を観ていた。
口ばかり達者で言うことをきかない年寄りで 恥ずかしくて 苦笑続きだった。
 「今日は、娘が来ていて 用があるから 早く帰らして! ねっ」
車椅子散歩に行こうねとは言ってたけど 用なんて ないから(~_~;)
「立って下さい」
「立てないよ、あたしは 足が痛いだよっ!」
「いえ 立てますよ、昨日も立てたし」
「痛いだよ!(もう ったく!!という表情)」と言いながら 立ち上がる。

棒につかまって 歩行練習
「え〜〜っ もう一回かね・・いいよ もう」などとブツブツ
「ひじはつかないで下さい」
「・・・・」
「聞こえますかぁ?」
「聞こえない!」 (聞こえてるじゃん!)
理学療法士さんも吹きだした。

 30分間ぐらいのリハビリを終えた。
「わがままで本当に申し訳ありません」と頭をさげると「いえいえ 面白いですよ」
と笑顔で言ってくれた理学療法士さんの胸の名札を見て 目がテンになった。
よくよく顔を見ながら 「もしかしたら ○○小学校でした?」と聞いてみた。
同時ぐらいに「あっ △△先生ですか? 似ているなあとは思っていたけど」と〜
教え子だった!!  
大昔 新卒で一年生の担任だった。
一年生の夏休み、2班ぐらいに分けて 子供たちを実家に連れて行き 川遊びを
したりしたことを覚えてくれていて
「連れて行ってくれましたよね、じゃあ あのときのお母さんでしたか」
と驚いていた。 こんな時 抱き合って再会を喜ぶ国の人が羨ましい。
まだ7歳で可愛かったKちゃんが 40代後半になって 今では私がお世話になって
いる。 感激だった。

母を間において話していたけれど、耳が遠い母には しっかり聞こえていなかったようで 
良かった。 
知ったら、 さらにいばって 言うことをきかないだろうからナイショ(~_~;) 
 

投稿者: kun - 午後 08:19 | カテゴリ: ご飯類
コメント

とく:

くんさん、お久しぶりです。
一人何役もこなしていらっしゃるくんさん!
御身体に気を付けて下さいね〜
(2012年 10月 20日 午前 05:43)

kun:

とくさん お久しぶりです。
ブログにはお邪魔してましたが、コメントも残さず 失礼してました。

身体を動かせばすむことなら むしろ楽しいですね。
昨日は日本平動物園に行ってきました♪
(2012年 10月 20日 午前 10:31)

雑虫:

こんにちは。ご無沙汰しています。無音をお許しください。
Kun さんのブログは、一つ一つ会話したいことばかりなのですが、あまりコメントを出すのも良くないかと思ってしまい(他の人のブログでもそんなことを時々思います)、静かに読んでいます。きょう、この一月くらいの記事をまとめて読ませてもらいました。

以前にも書いたかもしれませんが、私の母も87歳なのです。大腿骨骨折も数年前に経験してます。この年代の特に女性には多いようですね。
郷里(福井市)で兄が介護していますが、認知症と足腰以外は極めて元気なようで、兄が「自分の方が先に死ぬと思う」と言ってます。理学療法士の先生が教え子だったというのも面白い偶然ですね。不思議な出会い・再会は人生にときどき(思ったよりしばしば)起こりますね。
来年の春には、またお孫さんが生まれると言うことで、おめでとうございます(早すぎるかな)。わが家の子どもたちはまだ大学生で、結婚とか何とかはまだ影も形もありません。
(2012年 10月 23日 午前 11:49)

kun:

雑虫さん こんにちは♪
こちらこそご無沙汰ですみません。
更新が滞りがちなブログに 来ていただいてありがとうございます。
雑虫さんのところに お邪魔しては 絵を楽しませていただいているのですが なにもコメントせず 申し訳ありません・・・<(_ _)>
昨日母は、リハビリテーション病院に転院しました。
療養型の棟もある老人病院なので 一体どれぐらいの入院になるのか さっぱり予測がたちません。
歩けるようになっても 認知症なので いくらヘルパーさんの手を借りるにしても 一人暮らしはもう無理でしょうねぇ。。 
雑虫さんのところのように 兄が介護することは まずなく、兄嫁にだけ負担がかかって 申し訳ないので 我が家に来ることになるのかもしれません。
本人は 家に帰りたい・・だけど一人だから・・・あんたのところに行きたい〜と言っています。
(2012年 10月 24日 午後 02:04)