2009年 7月 06日

桃と桃ジャム(いただきもの)

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 クロ(犬)が、夜中2時頃 突然 激しくほえた。
とびおきてみるとさっきまでクロのそばになにかが近寄っていたような気配。
2階の窓から息子が見ると、なにか2匹の四つの目が光っていたそうだ。
こういうことが、最近3回続いている。
真夜中だというのに、みんなクロのことが心配でとびおきる。
 もうすぐ13歳と1ヵ月。年寄りだ。ここのところ毎年 今年が最期かもねと誰かが言う。 
息子たちは出かける時も、帰ってきた時も、必ず クロの頭などをなで 話しかける。
そのときのクロは、穏やか顔をして ほんとに幸せそう。 
そのたびに一日 寿命が延びるんじゃないかと思う。
 なでている息子に言った「お母さんが寝たきりになったら、そばに来て 一日に一回は
なでて♪ 長生きすると思うよ」 笑っている息子にすぐ付け加えて言った。
「ま、そんな姿で長生きしたら迷惑だね」
 1週間ほど前、教会の仲間たちと福祉村のディアコニアに奉仕に行った。
草取りと傾聴ボランティア。
ご老人に寄り添い、目も耳も口も体もすべて その人に向けて時をともに過ごす。
傾聴ボランティア。どんなに嬉しかったことだろう。それを言葉で表現できないほど
の認知症の方でも、誰かがそばにいて手を握ってくれた、よだれをふいてくれた・・
心あたたまる空間のなかで、喜びでいっぱいだったにちがいない。
 帰り路 車の中はにぎやか にぎやか〜〜疲れたはずなのに。
「また 行こうね!」と言い合える仲間がいることが、私にとってはほんとに嬉しい。


投稿者: kun - 午前 10:40 | コメント(4) | 固定リンク